Interface AI Studio 代表 橋本 真咲
正直に言うと、「AIで、人の仕事を人に返す」という自分たちの言葉に、 私自身、少し引っかかっていました。
返したその先の「人の仕事」って、なんだろう。
AIにできることが、どんどん増えています。 文章も、画像も、資料づくりも、少し前まで人が何時間もかけていたことが、 いまは数分で形になります。
そうなると、こう思う人もいると思います。
「じゃあ人間は、仕事に関してはもう要らないじゃん」と。 実際、それで働きがいを失ってしまうことも、 これから増えていくのかもしれません。
でも私は、問いを変えたいと思っています。
じゃあ人間は、なにをすべきか。

書類をつくることも、投稿を量産することも、たしかに仕事です。 けれど、それだけが「人の仕事」ではないはずです。
私は、こういうものも、人がやるべき大切な仕事だと思っています。
休むことだって、人の仕事のひとつです。
これらは「余った時間にすること」ではありません。むしろ、こっちのほうが大事だと思っています。本来、いちばん時間を割くべきことのはずです。
私はもともと、病院で医師事務作業補助者をしていました。 医師が書くべき書類を、代わりに作る仕事です。
そこで毎日見ていたのは、先生方が書類に追われている姿でした。 診察が終わってから、夜遅くまでカルテや診断書に向かっている。 患者さんと向き合うために医師になったはずの人が、紙と向き合う時間のほうが長くなっていく。それが当たり前になっていました。
書類に価値がないとは思いません。必要だから存在しています。 でも、それを書くために医師である必要は、必ずしもない。 だから代わりに書く人がいる。私はその仕事をしていました。
そのあとメンタルヘルスの仕事に移ってからも、同じ景色を見続けました。 人が消耗していく原因のほとんどは、「やらなくてもいい作業」による疲れだったのです。
書類の作り直し、同じ説明のくり返し、終わらない投稿づくり。 それ自体に価値はないのに、時間と気力だけが確実に削られていきます。 そして削られた時間は、家族との時間や、眠る時間や、自分を大切にする時間から、 先に奪われていきます。
時間を使うことは、
命を使うことです。
だから私たちは、作業を引き受けます。 効率のためだけではありません。あなたの時間、つまり命を、あなたが選んだことに使えるようにするためです。
やっていることは、あの頃と何も変わっていません。人が本来の仕事に戻れるように、代わりに引き受ける。 手段が、人の手からAIとの協働に変わっただけです。
AIに任せられることは、任せてしまっていいと思います。 そのぶん空いた時間で、会いたい人に会って、しっかり眠って、 好きなことをして、大切な存在のそばにいてください。
AIに仕事を任せているあいだに、そっちをやりましょう。
やらないまま終わったら、きっと後悔することのほうを。
その時間を取り戻すお手伝いを、させてください。
Interface AI Studio
合同会社インターフェース心理オフィス
代表 橋本 真咲